天皇家の在り方を考える

「文芸春秋」3月号を購入した。

本来の目的は『現代人必携 日本の常識44』だったのだが、

ここでは時事ネタでもある『白熱の大論争 危機の皇室3つの謎』を取り上げる。

記事が作られたのが紀子様ご懐妊の前であると考えられるので、

内容は雅子様、そして女系天皇の是非が主となっている。

この中でご結婚後の記者会見で雅子様が皇太子様からのプロポーズの際に

「全力でお守りします」と申されたことに触れている。

文中でも書いている通り、天皇家がお守りするべきは本来皇太子妃ではなく、

日本国であるわけで、

皇太子様一家はどうも「私」の部分を強く出されすぎているのではと危惧している。

私もそう思う。そして私としてはどうも皇太子様は天皇家の御為ではなく、

皇太子一家のために生きようとなされているように思える。

あるいは皇太子様の意志が薄弱と言うか、現在の天皇家がそもそも

表に意見を強く出さないがゆえにそう見えるだけなのかも知れないのだが…。

一方で雅子様は、生真面目と言うかワーカホリックと言うか、

盛んに「皇室外交をやりたい」とのたまう。

そんなものは存在しない(と言われている)し、

そもそも政治に関与することを日本国憲法は許していない(3条、4条、7条)。

皇室外交に最も近いと思われるのは7条にある

『外国の大使及び公使を接受すること』であろうが、

これにしても政治的な意見を接受の相手に述べることが

許されているわけではなかろう。

正直、皇太子様は自分の意見を押し出す雅子様を持て余していると思われる記述が、

文中にも顕われている。

皇太子様が取るべき道はいくつかあろうが、

以下の中には私の暴論も含まれるのでそのつもりで読んでいただきたい。

一つ目は、雅子様を皇太子妃として再教育することである。

これは文中にも述べられているので補足はしない。

二つ目は、思い切って別れてしまうことである。

これに関しては文中でも「天皇制の根幹に関わる」と切り捨てられているので、

ありえないと思うのだが一般のキャリアウーマンならとりうる道であろう。

3つ目は、「皇室外交」を展開するという道である。

これは、天皇家が政治に関与するという暴論なのではある。

以下に挙げる例は、

『孫子 勝つために何をするべきか』(PHP研究所 矢沢永一・渡辺昇一)

よりの抜粋である。

「これは日本の金融がこれほど大変になる前で、橋本内閣のときだったと思いますが、

日本からの財界使節団がヨーロッパを回った。

それで友好国のベルギーへ行ったら、

王様から『日本の銀行は大丈夫ですか』と尋ねられて、経団連の会長以下、

度肝を抜かれて帰ってきた。(中略)

ベルギーの王様の話を聞いたとき、私(渡辺昇一)はゾッとしました。

『たかが』と言ったらおかしいですが、あのような小国でさえ、

日本に敏腕のスパイを送り込んでいるとしか考えられない。

あるいはその情報を買ったとすれば、それを売った人間がいるということです」

これが皇室外交に直結するとは限らないが、

皇室外交をやるということは例えばこういうことだと私は思う。

皇室のような高貴な人間たちのネットワークを活用するというのは、

皇室外交の第一歩になるのではと私は思う。

日本には残念ながらCIAやMI6、KGBのような情報機関が存在しない。

これは、情報戦において2歩も3歩も遅れていることを意味している。

政治についても外交についても常に後手後手に回るのは、

情報戦に敗北している証左であると言えるだろう。

であるならば、あるものは何でも活用するというスタイルで行くしかなかろう。

日本の皇室は、世界的にも歴史が古く(確実に1500年以上続いている)、

世界の王室とのネットワークも持っている。

どうせ税金を使って養う(不遜な発言だなぁ…)のならば、

そういった世界の王室に積極的に表敬訪問してもらおうじゃないですか。

それがひいては日本国を国難から防衛する一助となるのならば、

天皇家にとってもあるいは本望ではなかろうかと思うのだが…。

2017年4月
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